1970年8月:現代美術の一断面

開催場所
開催年1970年
会期
キュレーター・企画担当者東野芳明
参加者・出品者
主催
協力
備考

回答者コメント

  • 李禹煥、高松次郎、小清水漸などもの派+αが大挙して展示された最初期の企画で、ゲスト・キュレーションは東野芳明でした。当時の展示写真を見ると、木材が柱に縛ってあったりロープが散らばっていたり巨大な紙袋が吊ってあったり、ばらんばらんです。前庭には菅木志雄さんの作品として、4階まで達するものすごく長いラワン材が立てかけてあったりして(《無名状況》1970年)。
    この時美術館が作品を1点も購入しなかったのもおもしろい。収集・保管の対象になりうると思えなかったんでしょうね。ちなみに、東京国立近代美術館竹橋本館(設計:谷口吉郎)はこの前年に竣工したばかりでした。2度の改築を経てこの建物もだいぶ変わってしまったので、当時の姿もあわせて見てみたいです。

順位

8位

得票数

2票